supernova/カルマ BUMP OF CHICKEN

supernova / カルマ

久々すぎるレビューです。

バンプの新曲を、一番最初に聴いた時、あんまりピンとこないことが多いです。
例えば、TMRの曲だと、何これ！？　何このいい曲！？
と、ものっそいテンション上がるんですが　笑
バンプの曲にはそれがないんですよね。
でも、バンプの曲は、何だかんだでTMRの曲よりも長く聴いてるかもしれない。
supernovaも、最初に聴いた時は何だか地味な曲だなぁ、と。
けど、藤くんの声にやられて何度も聴くうちにその地味さが途轍もなく心地よくなってきて　笑
この曲は、最初のイントロが優しくて、曲が始まると、心がきゅっとなります。
藤くんは、こういう優しい感じの歌を歌うとき、語り聴かせるような歌い方をしますね。
そんな歌い方で、どきっとするようなことを歌うもんだから、言葉が凄い心にキます。
難しい言葉は一つも使ってないのに、使ってないからこそなのかもしれないですが、言葉が心にすとんと入ってきて、掻き乱しやがるんですね、これが　笑
単純な言葉の威力は凄いです。
だから、わたしにとって、supernovaは、聴いていてとても落ち着かない曲です。
曲調だけなら、むしろゆったりまったりして聴きたい曲なのですが、何度も聴いているのに、言葉一つも声一つも聞き逃したくない感じ、というか。
藤くんの紡ぎ出す言葉を吸収したい、というか。
藤くんは、なかなかイタいところを突いてくるので。
こう思っている人は、わたし以外にも沢山居ると思いますが、何で知ってんの？　っていう。
何で誰にも言わなかった、言えなかったような気持ちを代弁してくれるの？　っていう。
そんな感じの曲でした。

カルマは、ものっそい萌えますね！笑
大好きです、こういう必ず出会うとか、ひとつになる、とか鏡なんだ、とか汚れた手と手で、とか。
恋愛じゃなくて、でも運命的で、という感じ。
まぁ、それはさておき。
藤くんは、一人の書き方が凄く上手いなぁ、と思います。
ふたつはちょっと入れない、とか。
この歌に限らず、藤くんの書く詞には、きれいごとがないなぁ、といつも思います。
頑張れとか、次はうまくいくとか、元気出せとかそういう励ましの言葉は全然使われてないけど、けどそういう言葉を聞くよりもずっと救われます。

この歌で必ず出会うだろう〜と歌われている人は、同じ人の違う部分だと思うのですが、どうなんでしょう。
LAMPでもあったけど、僕は君自身だよ、的な。
自分では気付いてない強い、表に出ていない自分自身が弱い、表に出ている自分に気付けよ！　と呼びかけてる感じがしました。
んで、曲の最後で気付いて一つになる、みたいな。
ま、わたしの勝手な解釈なんですけども。

ワッショイはもう、ﾃﾗﾜﾛｽとしか言えません　笑
特に留学生のところと腋毛のところが好きです　笑

レビューって難しいな！